FA③
≪症例説明≫
・まだ乳歯が残っていて(混合歯列期)上顎・下顎の劣成長及び咬み合せの低い症例です。
・治療期間は1年6ヶ月。
・治療方法は独自の方法です。
≪一口メモ≫
矯正治療の最終目標は美しい永久歯の歯並びとなりますが、この症例の場合はまだ永久歯が萌えそろっていない為、永久歯を並べることが出来ません。
今できることは、上・下顎の劣成長や咬み合わせの高さなどの改善です。
また、骨の状態を早期に改善すると、その後の永久歯が並ぶと考えている患者さんもいらっしゃるようですが、これから萌えてくる永久歯がどのような状態となるかを現段階で予測する事は不可能です。
永久歯については永久歯となった時に計画を立案して美しい永久歯の歯並びへと改善していきます。
ただ、どんな症例でも治療できるわけではありません。治療前の診査診断が必要です。